たとえ 何をしても、どんなことを言っても、 君は行ってしまうのだから。 まだ こどもだった わたしは キミに いかないで とも わすれないで とも いえなかった 悲しみで砕けそうな心を閉じ込めて、 ただ、笑うしかなかった。 笑顔で、キミの背中を押すだけだった。 涙がにじんでも、目を瞑って 笑って 隠した。 キミにも、どんな人にも、涙だけは見せられなかった。 心に穴があいても、埋めればいいと思った。 誰かが笑ってないと、誰かが泣けないと思ってた。 わたしは大人じゃなくて、さよならもいえなかった 心の中で、自分に言い聞かせるだけだった。 寂しさで崩れそうな自分に、気付かないふりをした。 どれだけ心が軋もうが、知らないふりをした。 キミへの気持ちは まだ 言葉にしたことは 一度もない 誰にも 言ったことはないから 私のみが知っている キミに いえなかったのだから